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軽~いです(いつもかっ)
だって、テーマがアレだから(後書参照)
「エリア11…?」
「そう、エリア11」
「それで…?」
「だ~か~らぁ、エリア11に行きたいって言ったんですよ~」
「・・・・・」
目の前にいる部下に言われた事を理解するのに、
こんなに時間が掛かったのは初めてかもしれない。
何を言い出すのかと思えば…。
「…、行ってどうしようというんだい?」
「僕のランスロットのデータを取りたいんですぅ」
「ランスロット?…ああ、君が懸りきりになっているアレだね」
「そうですぅ。僕の愛するランスロット」
瞳をキラキラさせながら、私の愛するロイドはそう言う。
終ぞロイドの口から、自分に向かっての愛を聞いたことがない。
機械に対しては言えるのに、どうして…。
そんなどうしようもない事を少し考えて、気を取り戻し、先を施した。
「エリア11ってまだまだ途上エリアなんですよねぇ…」
「そうだが」
「テロ組織とか諸々を抑える為に軍が動くことありますよねぇ…?」
「無論、あるだろうね」
「変に現在侵略中のエリアに、僕の大事なランスロットを連れて行きたくないし、
まず、そこまでのデヴァイサーが今はいないっていうのも
あるんですけどねぇ…。しかも、殿下以外の上の方々は
“試作品”だからって易々とは出撃許可出してくれないのが現状だし…。
まぁそういうことで、戦闘はあるけれどそこまで激しくないエリア、
とりあえず、データをちゃんと取れる所を探してたんですぅ」
「それで、サクラダイトも多量に手に入れる事ができる
エリア11が最も適していると判断、分析して
先ほどの話に繋がるわけだね?」
「そうですぅ。流石はシュナイゼル殿下。呑み込むが早くて助かりますぅ」
褒められた、
…物事は好い風にとっておこう。
ロイドが自分に向けて、良い言葉を使うなどあまりないことなのだから。
上目遣いで甘えるように自分に笑顔を向けるロイド。
いつもこうであればいいのに…。
そんなどうにもならない事を少し考えて、気を取り戻し、先を施した。
「あそこはクロヴィスの統治下だね」
「クロヴィス殿下とは仲は良いんでしょう?」
「別に仲が悪いわけではないが、そこまで良くもないよ」
「え~!殿下がこの間、寝物語で
『クロヴィスとルルーシュとはチェスをしてた』って
仰ってたのは、嘘だったんですかぁ?
クロヴィス殿下は全然相手にならなかったけど
その分、ルルーシュ殿下との対局は面白かった、
そう言ってませんでしたぁ?」
「…。ロイド、君、起きていたのかい?」
「勿論。殿下が僕に向けて下さるお言葉を聞き逃すだなんて、恐れ多くて…」
ちゃんと顔に“嘘です”と書いて、嘘を吐くロイドが好きだ。
ここまで白々しいと、いっそ清清しいというか、
とても可愛らしく思う。
ロイドは私に決して嘘は吐かない。
私がロイドを好いている理由のひとつだ。
「クロヴィスなら、受け入れてくれるだろう」
「あは~、そうこなくちゃ~」
嬉しそうに私の膝の上で微笑むロイドに、私も笑顔を向ける。
ロイドはロイドの好きなようにすればいい。
そして、結果を出してくれればいい。
今までのように。
「でも、そうなると、今のように私はロイドに会えなくなる。
とても淋しいじゃないか…」
「・・・・・」
「エリア11に行くまでは、できるだけ殿下の御側にいるようにしますよ」
“嘘です”とは書いていない顔でロイドは言う。
願望かもしれない、
…物事は好い風にとっておこう。
ロイドが自分に向けて、優しい言葉を使うなどあまりないことなのだから。
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基本、ユルいです。
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