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版権二次創作を含んだ非公式ファンブログです。各版権元様とは一切無関係です。コードギアス、咎狗の血、デュラララ!!、その他について書き散らしております。え゙…と思われる方は、×(ぽちっと),←(ぽちっと)でさよならして下さいませ。
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25話終わり01話前の間を捏造・妄想特急。
スザクメイン。
イタタタな感じで、黒い、暗いです。
一応18禁ということで…。




敵愾心


どれだけ憎んでも足りない。

震えていた。
怒りに震えるという言葉があるけれど、その言葉は正しかった。
さっきまでの自分がそれの証明だ。

どれだけ憎んでも足りない。

今は、妙に冷めている自分がいる。
何かを超えると、人は落ち着つきを取り戻す。
悟りを啓くと、人は人ではないように思える。
近い状況なのかもしれない。

怒りに身を任せてはいけない。
そう思ってこの数年間生きてきた。
その期間があっての今だから、余分に激昂したのだろう。
ルルーシュ、君のくだらない理由で、考えで、したことに対して。

仇視すべき相手。

君が好きだったよ。
最初は大嫌いだったけど、ナナリーを通して君を見て、
信頼できる相手だと思った時もあった。
だけど、直感は当たるものなんだ。
君と俺とは相容れない者同士だった。



「-----ゥ・・」

君のこんな姿、誰も見たことないんだろう。
チェスの賭け事をやったり、危ない事をやっていたらしいのに。
そうか、どこまで行っても籠の鳥だから、かな。

あの後に君があんな顔をしなければ、こんなこと思いつきもしなかった。
芯が冷たく冴えていると、次にすべき事がすぐに思い浮かぶよ。

恥辱って言葉知ってるかい?
頭の良い君なら勿論知っているだろうけど。
俺の大事なものに君は同じ事をしたんだよ。

ルルーシュは殴られて倒された後、艶やかな、皮肉った笑顔を見せた。
引き金は疾うに引かれていたはずなのに、
その笑顔を見せたことによって、
最奥の性質の悪い引き金を引いてしまった。

ルルーシュにしてみれば、足掻きであったかもしれない、
無意識のものだったのかもしれない。
向けられたスザクにしてみれば、それは決して見てはならないものだった。


人はどこまで非道になれるのか。


手首を拘束され、投げ倒されている身体。
纏っていた衣装の上半身の部分は無残に破かれている。
その肢体からは、無数の擦り傷が見え、
紅い血が乾いてこびり付いている切り傷もある。
そんなルルーシュの姿を見ても「大丈夫?」と、
学園にいた頃のように心配そうに
声をかけるスザクの姿はどこにもなかった。
残酷な行為に、嫌悪するわけでもなく、喜ぶわけでもなく、
そうされてるルルーシュにも、そうしている自分にもスザクは無関心だった。
スイッチを入れて、何かするように操作すれば、
何の感情もなくそうする機械のように、ルルーシュを傷つけようとしていた。
一方のルルーシュは朦朧とする頭で、これから自分がどうなるのか・・・、
いくつも考えていたが、結局待つのは自分が死ぬということ以外にないと、
絶望的な気分でスザクの姿を見上げる気力もなく、項垂れていた。


スザクがルルーシュの顔に手を伸ばす。
ルルーシュの身体はびくっと反応して、
僅かながら残されている力でスザクの顔を見上げた。

ルルーシュの紫石英を見たスザクには、そこに光が見えた。
気がした。
まだ足りない。
もっと。

・・・。
軍隊の中で、実際にそれに遭遇したことはないけれど、
行われていると聞いた、それ。
それは、相当なダメージを受けるらしい。
ルルーシュのあの笑顔を見た瞬間にそれをすべきだと思った。

声が聞こえた。

「ルルーシュ、君は最低だ。
 最低の君に、最低のお仕置きをしてあげるよ」

人形のようだったスザクの顔は、少し感情を取り戻した。
ただ、目の前のルルーシュという“人”を見とめただけで
冷たい表情には変わりはなかったけれど。
ルルーシュは、自分の見たこともないスザクの表情に恐怖を覚えた。
こんな顔は知らない・・・。
誰だ、これは・・・。


スザクは躊躇なくルルーシュの纏っている
服とはもう言えなくなっている布を剥いだ。

「ッ!!!」

驚愕の表情を浮かべているルルーシュがそこにいた。

認めたくはないが、それを認めざるを得ない事になる----。
まさか…、スザクがそんな事をするはずはない。

ルルーシュは願い、請う思いでスザクを見上げる。

スザクに関してこれまで何度となく
イレギュラーな“まさか”が起こっている事を忘れてはいない。
少し前に殺意を向けられた事も知っている、理解しているはずなのに、
ルルーシュはそれでもスザクという人物に対して
まだ“希望”を持っていた。
スザクの中ではすでに砕け散ってしまったモノ、
そのひび割れに杭を打ち込んだのが自分であることを知らずに。


ルルーシュはゼロ
ゼロはルルーシュ
ルルーシュであるからゼロになった。ゼロになる必要があった。
切り捨てるべきものに執着しすぎた結果、
ゼロにルルーシュは潰された。


拘束した手首を押さえつけ、スザクはルルーシュをうつ伏せにする。
真っ白な背中は、恐怖で小刻みに震えている。

「捨てられた猫みたいだ…。
 でも、だからって、もう容赦はしないよ」

スザクはルルーシュの下着に手をかけ、一気に引き抜いた。

「ッッ……」

ルルーシュからさっと血の気が引く。
抗うことも許されず、なすがままにされるしかない自分を呪う。
ルルーシュの背中をスザクの指先が滑る。

「ァ・・・」

他者に触れられたことが一度もないルルーシュの肌は、
スザクの指に吸い付くように滑らかだ。
状況が違えば、スザクにとって、ルルーシュにとっても
快楽の前の歓を尽くす所であるのかもしれない。
けれど、今の状況では恐怖を助長させることにしかならず、
ルルーシュは陵辱される悔しさで涙を浮かべた。


「話では、ちょっとは広げてからじゃないと入れる方も痛いらしいんだ。
 面倒だけど、準備してあげるよ」

背中を滑っていた手はいつの間にか
腰を持ち上げて、ルルーシュの双丘を押し開こうとしていた。

「ッひ・・」

指がずぷりとルルーシュの中に簡単に入っていく。
奥に進んでいくごとに、恐怖を超えてもう訳のわからない感覚に
ルルーシュは音にならない叫び声をあげる。

「…………・・・」

異物感に、行為に、吐き気がこみ上げる。

「ゥ------」

何も出てこない代わりに胃液と唾液を吐き出す。
そんなルルーシュを気にとめず、スザクは指をぐるりと回転させて、
中を乱暴に掻き回し、一旦指を抜く。

一瞬の安堵は、本当にただの一瞬で終わり、
スザクは指を増やしてルルーシュに入れ直した。
きつく閉まった秘部が押し開かれる。
ルルーシュの叫び声とともに
何度となく中を掻き回された後、指は引き抜かれた。

そして、
何かが地面に落ちる音が聞こえた。

サイレンが鳴る。

逃げたい。
逃げなければ。
逃げ出さなければ。

それでも、今のルルーシュにはスザクを待つことしかできず…。
涙が頬を伝って落ちていく。

「何?泣いてるの?そんなに好かった?」

「ッッ、違う!」

「まだそんな口が利けるんだ。
 そうだね、もっと、ちゃんとしなきゃね」

「・・・」

「君は同じことをユフィにしたんだ。
 愚弄して辱めた。
 同じことを俺がしてあげるよ。
 人は経験からでしか、学べないから」

スザクはルルーシュの足を開かせる。
ぐっと閉じようとするルルーシュの足を
スザクは倍以上の力で左右に広げて押さえつけた。

怖い。
嫌だ。
嫌だ!

目の前が真っ暗になる。

開かれたソコにスザク自身が触れ、迷わず挿される。
肉が裂ける痛みで今度は目の前が紅く染まった。
味わったことない痛みに、ルルーシュは何かを掴もうとしたが、
下には硬い地面しかなく、それでも、求めて指を地面引っかく。
もがいている間に、ぐっと奥まで貫かれて、
音にならない悲鳴が喉を突き抜けた。

「----------------------・・・ッ」

先ほどまでとは圧倒的に違う耐え難い熱の塊。
ルルーシュの双丘から鮮血が流れる。
何度か突き動かされ、瞼の裏に光りが弾ける。
そうして、ルルーシュは気を失った。

ぐったりとしたルルーシュを構うことなくスザクは腰をすすめた。
少し苦しそうな顔をしながら、ルルーシュを犯し続け、
ルルーシュの中に白濁した液を流し込んで果てた。

引き抜くと、ルルーシュの中から溢れ出した白と、
流れ落ちる赤が、雑じりあった。
そんなあられもない姿を見ても、ルルーシュは綺麗だった。
そう思った。
まだ足りない。
もっと。
・・・もっと。


好きだったよ。ルルーシュ。
だからこそ、君を許せない。
許さない。

嘘をついて騙して裏切った。
君を想ってくれる人たちを愚弄して陥れた。
身勝手な君のために、罪のない人たちが命を落としたんだ。
辛そうな顔をして、心の中で笑っていたんだろ。
いつもの君のように「馬鹿だ」と。

最期はみっともなく跪いて、屈辱感を味わいながら死んでもらうよ。
“間違った”君に、もうすべきことは何もない。


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バンギャ?であったりします。
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