版権二次創作を含んだ非公式ファンブログです。各版権元様とは一切無関係です。コードギアス、咎狗の血、デュラララ!!、その他について書き散らしております。え゙…と思われる方は、×(ぽちっと),←(ぽちっと)でさよならして下さいませ。
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浴衣ネタ
ルルの美脚、美脚?
細い長い足は、艶かしくないんだけど、
逆にそれがそそるんだよねぇ…な話
ルルの美脚、美脚?
細い長い足は、艶かしくないんだけど、
逆にそれがそそるんだよねぇ…な話
暑いっ。
暑いっ。
脳裏に浮かぶ単語も、出てくる言葉も、それだけだ。
どうしてこう布一枚を合わせただけの物なのに、
足の方はスカスカしているというのに、暑いんだっ。
それにこの国の夏は耐え難い。
半ば発狂気味にルルーシュは叫んでいた。心の中で。
二つ目の方は、ルルーシュは毎年、飽きもせずに思っていることで、
ここでそれに油を注いでいる一つ目のそれは…。
ルルーシュが一人、苛々としているところに、C.Cが大きな箱をかかえながら姿を見せた。
「なかなか似合うじゃないか、想像した以上には」
珍しく褒め言葉を述べる。
「ッ!御前」
カッと美しい紫石英の瞳を見開いてC.Cを見たが、
彼女は話しかけた時と同様に何ら変わりなく淡々と喋る。
「言っておくが、私ではないぞ、その贈り物の主は。私には御前にコスプレなぞさせる趣味はない。まぁ、御前はその気があるようだが…」
フッと笑って、C.Cはルルーシュを見遣り、すぐに踵を返した。
ではいったい誰がっ!
暑さでおかしくなっているのか、それとも…、
自分がコスプレ好きなどと言われたことすら横に置き、息巻いているルルーシュには、
抱えた大きな箱の中のその食欲を誘う香りのそれと、
非売品且つ表に流出しない“チーズニイ”とを引き換えに、
C.Cがルルーシュを売った、など考え付かない。
賢いのか、そうではないのか、よくわからない、
面白いな、あれは…、思いながらC.Cはもう一度ルルーシュを振り返り、
まぁ、気持ちはわからない…、でもない。
少し眺めて、その場から居なくなった。
授業と生徒会の執務を終えたあと、校内から住まいであるクラブハウスに戻る
そのほんの少し間にじわりと背中に汗をかき、
アッシュフォード学園内で一番美しいと言われるルルーシュの顔は歪んでいた。
夏を苦手とするルルーシュにとって、湿気を含む日本の暑さは
この上なく不愉快極まりない。
当たり前の話だが、ギアスを持ってしたとしても
この気候をルルーシュがどうこうできるわけはなく、
くそっ!と舌打ちをして、エアコンの温度設定を低くした部屋の中で
じっと夏が過ぎるのを待つしかないのだ。
帰宅時刻2時間前にタイマーを合わせて快適な温度にしてある自室にルルーシュは即座に向かう。
背中に貼りつきそうなシャツを脱ぎたい!
優雅な仕草で、多くの女子と一部の男子を魅了してやまない
ルルーシュ・ランペルージ、らしからぬ勢いの体だ。
暗証番号を素早く入力し、シュッと扉を開ける。
中に入った途端、はぁ、と誰もがするその様子を見ると、
ルルーシュも普通の高校生である。
絶対遵守の力・ギアス能力者、見捨てられた皇子という以外は。
暫くして、人心地ついたルルーシュは、ベッドの上に、ある見慣れぬ物を目にした。
何だ、これは…。
手に取ると、それは、布である。
ガウンにしては薄くペラペラなそれと、
それを括るためのものであろう、紐にしては少し太い物。
どこかで…。
記憶とたどると、7年前、スザクが着ていたものに似ていることに気がつく。
けれど、彼が着ていたものよりも丈が長いように思えるし、
それに彼はその上というか下というか、
とりあえず、それに袴というものを着けていたと思う。
何だ、これは…。
考えていると、部屋の外に人の気配を感じて、
ルルーシュは思考を止め、扉が開くのを待った。
「お兄様」
開いた扉の向こうには、微笑んでいるナナリーがいた。
「お兄様、酷いですわ。ただいまのご挨拶もないままで、お部屋に戻られるなんて…」
拗ねたような言葉ではあるが、ナナリーの表情にそんな様子は見えない。
ルルーシュは愛しそうな笑顔をナナリーに向ける。
「ごめんよ、ナナリー。あまりの暑さにまいってしまっていてね…」
苦笑を交えながら言い終えたルルーシュに
先ほどよりも深い笑みを浮かべたナナリーはルルーシュに触れようと手を伸ばした。
体の動きを制限されている妹のために、ルルーシュは少し屈む。
「冷たい。お兄様の頬、とても冷たいです。エアコンの温度をまた23℃くらいに下げされているんですか?……駄目です」
「気をつけるよ」
本気ではないものの妹に注意、心配された兄は素直に言葉を受け取る。
実際は、20℃だったのだけれど…、それは隠しておこう。
ルルーシュとナナリー、
仲の良い兄妹、その言葉がはまりにはまる兄妹も他にはないだろう。
ルルーシュのナナリーへの激愛ぶりは、
目に入れても痛くない、と表されるそんな風で、
“兄馬鹿”とリヴァルにからかわれても、
それがどうしたと言ってのけるルルーシュである。
だから、ナナリーの望みをかなえることが、
ルルーシュにとって第一に優先されること。
それを知ってか知らずか、ナナリーはこんなことを言う。
「今日は、お兄様にお願いがあって・・・。お兄様のお部屋にもありましたでしょう?浴衣が」
浴衣…、
あぁ、あのベッドの上に置かれていたあの布か。
だかしかし、ナナリーはどうしてあの布が
『浴衣』という物であるのを知っているんだ?
ルルーシュの不思議そうな顔を察したように
ナナリーはルルーシュに向かって、にこにこと話し始めた。
暑いっ。
脳裏に浮かぶ単語も、出てくる言葉も、それだけだ。
どうしてこう布一枚を合わせただけの物なのに、
足の方はスカスカしているというのに、暑いんだっ。
それにこの国の夏は耐え難い。
半ば発狂気味にルルーシュは叫んでいた。心の中で。
二つ目の方は、ルルーシュは毎年、飽きもせずに思っていることで、
ここでそれに油を注いでいる一つ目のそれは…。
ルルーシュが一人、苛々としているところに、C.Cが大きな箱をかかえながら姿を見せた。
「なかなか似合うじゃないか、想像した以上には」
珍しく褒め言葉を述べる。
「ッ!御前」
カッと美しい紫石英の瞳を見開いてC.Cを見たが、
彼女は話しかけた時と同様に何ら変わりなく淡々と喋る。
「言っておくが、私ではないぞ、その贈り物の主は。私には御前にコスプレなぞさせる趣味はない。まぁ、御前はその気があるようだが…」
フッと笑って、C.Cはルルーシュを見遣り、すぐに踵を返した。
ではいったい誰がっ!
暑さでおかしくなっているのか、それとも…、
自分がコスプレ好きなどと言われたことすら横に置き、息巻いているルルーシュには、
抱えた大きな箱の中のその食欲を誘う香りのそれと、
非売品且つ表に流出しない“チーズニイ”とを引き換えに、
C.Cがルルーシュを売った、など考え付かない。
賢いのか、そうではないのか、よくわからない、
面白いな、あれは…、思いながらC.Cはもう一度ルルーシュを振り返り、
まぁ、気持ちはわからない…、でもない。
少し眺めて、その場から居なくなった。
授業と生徒会の執務を終えたあと、校内から住まいであるクラブハウスに戻る
そのほんの少し間にじわりと背中に汗をかき、
アッシュフォード学園内で一番美しいと言われるルルーシュの顔は歪んでいた。
夏を苦手とするルルーシュにとって、湿気を含む日本の暑さは
この上なく不愉快極まりない。
当たり前の話だが、ギアスを持ってしたとしても
この気候をルルーシュがどうこうできるわけはなく、
くそっ!と舌打ちをして、エアコンの温度設定を低くした部屋の中で
じっと夏が過ぎるのを待つしかないのだ。
帰宅時刻2時間前にタイマーを合わせて快適な温度にしてある自室にルルーシュは即座に向かう。
背中に貼りつきそうなシャツを脱ぎたい!
優雅な仕草で、多くの女子と一部の男子を魅了してやまない
ルルーシュ・ランペルージ、らしからぬ勢いの体だ。
暗証番号を素早く入力し、シュッと扉を開ける。
中に入った途端、はぁ、と誰もがするその様子を見ると、
ルルーシュも普通の高校生である。
絶対遵守の力・ギアス能力者、見捨てられた皇子という以外は。
暫くして、人心地ついたルルーシュは、ベッドの上に、ある見慣れぬ物を目にした。
何だ、これは…。
手に取ると、それは、布である。
ガウンにしては薄くペラペラなそれと、
それを括るためのものであろう、紐にしては少し太い物。
どこかで…。
記憶とたどると、7年前、スザクが着ていたものに似ていることに気がつく。
けれど、彼が着ていたものよりも丈が長いように思えるし、
それに彼はその上というか下というか、
とりあえず、それに袴というものを着けていたと思う。
何だ、これは…。
考えていると、部屋の外に人の気配を感じて、
ルルーシュは思考を止め、扉が開くのを待った。
「お兄様」
開いた扉の向こうには、微笑んでいるナナリーがいた。
「お兄様、酷いですわ。ただいまのご挨拶もないままで、お部屋に戻られるなんて…」
拗ねたような言葉ではあるが、ナナリーの表情にそんな様子は見えない。
ルルーシュは愛しそうな笑顔をナナリーに向ける。
「ごめんよ、ナナリー。あまりの暑さにまいってしまっていてね…」
苦笑を交えながら言い終えたルルーシュに
先ほどよりも深い笑みを浮かべたナナリーはルルーシュに触れようと手を伸ばした。
体の動きを制限されている妹のために、ルルーシュは少し屈む。
「冷たい。お兄様の頬、とても冷たいです。エアコンの温度をまた23℃くらいに下げされているんですか?……駄目です」
「気をつけるよ」
本気ではないものの妹に注意、心配された兄は素直に言葉を受け取る。
実際は、20℃だったのだけれど…、それは隠しておこう。
ルルーシュとナナリー、
仲の良い兄妹、その言葉がはまりにはまる兄妹も他にはないだろう。
ルルーシュのナナリーへの激愛ぶりは、
目に入れても痛くない、と表されるそんな風で、
“兄馬鹿”とリヴァルにからかわれても、
それがどうしたと言ってのけるルルーシュである。
だから、ナナリーの望みをかなえることが、
ルルーシュにとって第一に優先されること。
それを知ってか知らずか、ナナリーはこんなことを言う。
「今日は、お兄様にお願いがあって・・・。お兄様のお部屋にもありましたでしょう?浴衣が」
浴衣…、
あぁ、あのベッドの上に置かれていたあの布か。
だかしかし、ナナリーはどうしてあの布が
『浴衣』という物であるのを知っているんだ?
ルルーシュの不思議そうな顔を察したように
ナナリーはルルーシュに向かって、にこにこと話し始めた。
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性別:
女性
自己紹介:
女子です。腐女子です。
基本、ユルいです。
ギ/アス猛烈愛
ルルは右属性です。
女子相手でも右です。
言ってしまえば、総受です。
スザルル・シュナロイを取扱中です。
BLゲーム 咎狗の血
シキアキ&グンアキ愛
グンジが可愛くてしょうがありません。
グンアキを取扱中です。
drrr!!(現在アニメのみ)好きww
シズちゃんがすごくすごく好きです。
けれどdrrr!!はみんな好きだ!
静臨を取り扱い中です。
バンギャ?であったりします。
月と海の四弦さん好きです。
虹の歌うたい(ちっちゃいおっさん)が
世の中で一番好みです。
づか好き芝居好きです。
づかはどの組の大劇にも1回は出没します。
基本、ユルいです。
ギ/アス猛烈愛
ルルは右属性です。
女子相手でも右です。
言ってしまえば、総受です。
スザルル・シュナロイを取扱中です。
BLゲーム 咎狗の血
シキアキ&グンアキ愛
グンジが可愛くてしょうがありません。
グンアキを取扱中です。
drrr!!(現在アニメのみ)好きww
シズちゃんがすごくすごく好きです。
けれどdrrr!!はみんな好きだ!
静臨を取り扱い中です。
バンギャ?であったりします。
月と海の四弦さん好きです。
虹の歌うたい(ちっちゃいおっさん)が
世の中で一番好みです。
づか好き芝居好きです。
づかはどの組の大劇にも1回は出没します。