版権二次創作を含んだ非公式ファンブログです。各版権元様とは一切無関係です。コードギアス、咎狗の血、デュラララ!!、その他について書き散らしております。え゙…と思われる方は、×(ぽちっと),←(ぽちっと)でさよならして下さいませ。
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シーたんも出てます。
でもスザルルです。
時間があれば、書き直しまたは加筆します…。
何か…、すみません(滝汗)
でもスザルルです。
時間があれば、書き直しまたは加筆します…。
何か…、すみません(滝汗)
ルルーシュが自室に戻ってくると、そこにはC.Cとスザクが居た。
二人は微笑みを浮かべて、向かい合わせにソファとベッドに座っている。
微笑み…、
正確には口角が少し上がっている、目元が僅かに垂れている、
その形のみで、それは笑っている、のではないのだが。
「C.Cが此処にいるのは、まだ、わかるが、何故御前が此処に居る、スザク」
開口一番に言った言葉はそれだった。
普通であれば、恋人にそんなことを言われれば、傷つくはずである
スザクは飄々と自分に向かって言う。
「ルルーシュを護りに」
「護るって何から?」
ナナリーにおやすみのキスをしてここに戻ってくるその時間に
C.Cがいる、
スザクがいる、
どちらか片方であればおかしくない状況であるが、
二人揃って居る事は初めてのことだ。
この二人は顔を併せれば、少々面倒なことになる。
それがわかっているので、いい加減慣れはしたが、多少の頭痛を感じる。
言い争いなりなんなり勝手にやっておいてくれれば、別に大したことはない。
ただ無視しておけばいい話だから。
だが、この二人は確実に自分を巻き込むのだ、必ず。
「ルルーシュ」
C.Cが呼ぶ。
始まりの合図。
「ルルーシュ、この無粋な男をどこかにやってくれ」
眉一つ動かさずに無表情で、完結に言葉を済ませたC.Cに対して、
スザクは間髪空けずにわざとらしいまでに眉を顰めてそれに応戦する。
「無粋?C.C、それ、意味わかって使ってるの?教えてあげようか?無粋っていうのは『人情の機微を解さないこと。特に、男女間の情愛の微妙さがわからないこと。また、そのさま』って辞書にはあるよ。じゃあ、此処でこの部屋で“無粋”なのは、キミじゃないの?」
ね、C.C?と、余所行きの、虫も殺さぬと評される笑顔
(勿論、瞳は決して笑うそれではなかったが)でスザクは言ってのけた。
視線をスザクに合わせ、一応、ただ体力馬鹿だけじゃないんだよな…と
“無粋”という言葉の意味をさらっと暗唱したスザクを少し見直しながらも、
そこだけというのがいただけないと思いながら、
今はすべきことは黙っているのみだと、ピントを二人に戻し、
まだ自分の出番はないだろうと、置いてあった本を手に取り、続きを読むことにした。
「枢木スザク」
嘲るようにクッと笑みを一瞬浮かべたC.Cだったが、
すぐに元の無表情に戻り、抑揚のない声で呼ぶ。
「御前の言う“無粋”、言葉の意味が一言一句間違いがなければ、やはり此処で“無粋”なのは御前ということになりはしないか?『特に、男女の情愛の微妙さがわからないこと』なんだろう?男女というのであれば『私とルルーシュの情愛の微妙さがわかっていない』のは、御前の方だからな」
「それは言葉の取りよう。あの男女間が意味するところは、恋人同士を表しているんだから、それに従えば『僕とルルーシュの情愛の微妙さがわかっていない』のは、君だよ。それに、『人情の機微に解する』なんてC.Cがしたところ、僕は今の所、見たことはないし、“無粋”って言葉、君に一番似合ってる言葉だと思うな」
「そうか?私は御前の前以外では、“無粋”な真似などしないがな」
「そう。まぁ、別に僕は、そんな君を見たくもないし、見ようとも思わないけど」
この二人の争いに終着点はないようなもの。
お互いに、理路整然と己の正論を延々と喋って、
疲れた、飽きた、そんな様子を見せた者が、若干手を緩めるものの、
ずっとこの調子で続いていくのだった。
「どちらが“無粋”かと言えば、俺に言わせればどちらも“無粋”なんだが」
口を挟んだりせずにただ黙っていたが、
何事も無い夜、穏やかな時間があるにもかかわらず、
自室に居て寛げないこの空間に嫌気がさしてきた。
「此処は俺の部屋だ。意味のわからない御前等の口論のために俺の貴重な時間と空間を邪魔している御前等は二人とも“無粋”だ。どちらともこの部屋から立ち去ってくれないか?」
息継ぎもせずに一気に言い切る。
部屋に静寂が訪れる。
暫くして口を開いたのは、C.C。
「そうらしいぞ、枢木スザク。御前、どうする?」
「きっと僕たちのどちらかが此処に居るのは普通のことだから、ルルーシュもそれでいいんだろうし、やっぱり君が出て行ったら?」
「……フン。しかし、御前とアレは恋人という部類に入る関係なんだろう?あの可愛らしくない言葉を吐く奴のどこがいいんだ?」
「君が知らないルルーシュはいっぱいいるんだよ。特にベッドの上ではすごく可愛いけど?君に見せてあげられなくて残念だよ。まぁ、絶対に見せるつもりはないけど」
「ッッスザク!御前っ!馬鹿か御前は!」
顔を真っ赤にさせているルルーシュはそれだけで、色々と肯定しているようなもので、
C.Cは「色ガキが…」と呆れた風で、腰を上げた。
「人の色事を覗きみるような悪い趣味は持ち合せていないのでな」
そう捨てて、部屋から出て行った。
どうやら、今回はスザクの勝ち、になるのか…?
残されたスザクは、ポンポンと自身の座っているソファの空いている部分を叩き
ルルーシュを呼び寄せる。
それに素直に従うルルーシュではなく、合図を無視して、
はぁ…と溜息を吐き、スザクを見遣る。
スザクはもう一度、ポンポンとソファを叩き、ルルーシュはまた無視する。
ムキになって、僅かに眉間に皺を寄せ同じ動作を繰り返すスザクに
「御前等はどうしてああなる?嫌いなら係わらなければいいだろう?」
そう問うが、スザクからの答えはなく、また同じ動作を繰り返される。
まったく…と心の内で何度目かの溜息を吐き、
ルルーシュはゆっくりとスザクの隣に座った。
「やっと、二人きりだね」
笑顔でそう告げられながら、引き寄せられ、スザクの腕に納まる。
――――、思いがけず、今度は安堵の溜息吐きそうになるが、ぐっと堪えた。
落ち着くなんて、口が裂けても言わない。言えない。
そう思いながら、ルルーシュは体の力を抜いていく。
そんな様子を知ってか、スザクがふっと笑顔を零したのをルルーシュは気がつかない。
人心地付いて、気持ちよさに漂って、暫く思考を停止していたルルーシュだったが
そういえば、と、口を開く。
「で、今日はどうしたんだ?」
「急遽非番になったんだ。だから、ルルーシュに会いたくて此処に来たのに、ベッドにのうのうと寝転がってるのはC.Cで、それにちょっとムカついちゃって…。ごめんね」
翠玉の瞳がこちらを見ながら言った。
「そうか」
いつもなら、こうなってしまったことを責め立てる所だが、
その一言で済ませてしまう自分はさっきの抱擁の余韻にまだ浸っているのかもしれない。
でも、こういう日もあってもいい・・・か。
ルルーシュはもう一度、スザクの腕の中に納まり、
自らスザクの口唇に自身の口唇を近づけていった。
「可愛いというのは、ああいうことか?」
「…ん~、他に色々あるんだけど、まぁ一応ね」
二人は微笑みを浮かべて、向かい合わせにソファとベッドに座っている。
微笑み…、
正確には口角が少し上がっている、目元が僅かに垂れている、
その形のみで、それは笑っている、のではないのだが。
「C.Cが此処にいるのは、まだ、わかるが、何故御前が此処に居る、スザク」
開口一番に言った言葉はそれだった。
普通であれば、恋人にそんなことを言われれば、傷つくはずである
スザクは飄々と自分に向かって言う。
「ルルーシュを護りに」
「護るって何から?」
ナナリーにおやすみのキスをしてここに戻ってくるその時間に
C.Cがいる、
スザクがいる、
どちらか片方であればおかしくない状況であるが、
二人揃って居る事は初めてのことだ。
この二人は顔を併せれば、少々面倒なことになる。
それがわかっているので、いい加減慣れはしたが、多少の頭痛を感じる。
言い争いなりなんなり勝手にやっておいてくれれば、別に大したことはない。
ただ無視しておけばいい話だから。
だが、この二人は確実に自分を巻き込むのだ、必ず。
「ルルーシュ」
C.Cが呼ぶ。
始まりの合図。
「ルルーシュ、この無粋な男をどこかにやってくれ」
眉一つ動かさずに無表情で、完結に言葉を済ませたC.Cに対して、
スザクは間髪空けずにわざとらしいまでに眉を顰めてそれに応戦する。
「無粋?C.C、それ、意味わかって使ってるの?教えてあげようか?無粋っていうのは『人情の機微を解さないこと。特に、男女間の情愛の微妙さがわからないこと。また、そのさま』って辞書にはあるよ。じゃあ、此処でこの部屋で“無粋”なのは、キミじゃないの?」
ね、C.C?と、余所行きの、虫も殺さぬと評される笑顔
(勿論、瞳は決して笑うそれではなかったが)でスザクは言ってのけた。
視線をスザクに合わせ、一応、ただ体力馬鹿だけじゃないんだよな…と
“無粋”という言葉の意味をさらっと暗唱したスザクを少し見直しながらも、
そこだけというのがいただけないと思いながら、
今はすべきことは黙っているのみだと、ピントを二人に戻し、
まだ自分の出番はないだろうと、置いてあった本を手に取り、続きを読むことにした。
「枢木スザク」
嘲るようにクッと笑みを一瞬浮かべたC.Cだったが、
すぐに元の無表情に戻り、抑揚のない声で呼ぶ。
「御前の言う“無粋”、言葉の意味が一言一句間違いがなければ、やはり此処で“無粋”なのは御前ということになりはしないか?『特に、男女の情愛の微妙さがわからないこと』なんだろう?男女というのであれば『私とルルーシュの情愛の微妙さがわかっていない』のは、御前の方だからな」
「それは言葉の取りよう。あの男女間が意味するところは、恋人同士を表しているんだから、それに従えば『僕とルルーシュの情愛の微妙さがわかっていない』のは、君だよ。それに、『人情の機微に解する』なんてC.Cがしたところ、僕は今の所、見たことはないし、“無粋”って言葉、君に一番似合ってる言葉だと思うな」
「そうか?私は御前の前以外では、“無粋”な真似などしないがな」
「そう。まぁ、別に僕は、そんな君を見たくもないし、見ようとも思わないけど」
この二人の争いに終着点はないようなもの。
お互いに、理路整然と己の正論を延々と喋って、
疲れた、飽きた、そんな様子を見せた者が、若干手を緩めるものの、
ずっとこの調子で続いていくのだった。
「どちらが“無粋”かと言えば、俺に言わせればどちらも“無粋”なんだが」
口を挟んだりせずにただ黙っていたが、
何事も無い夜、穏やかな時間があるにもかかわらず、
自室に居て寛げないこの空間に嫌気がさしてきた。
「此処は俺の部屋だ。意味のわからない御前等の口論のために俺の貴重な時間と空間を邪魔している御前等は二人とも“無粋”だ。どちらともこの部屋から立ち去ってくれないか?」
息継ぎもせずに一気に言い切る。
部屋に静寂が訪れる。
暫くして口を開いたのは、C.C。
「そうらしいぞ、枢木スザク。御前、どうする?」
「きっと僕たちのどちらかが此処に居るのは普通のことだから、ルルーシュもそれでいいんだろうし、やっぱり君が出て行ったら?」
「……フン。しかし、御前とアレは恋人という部類に入る関係なんだろう?あの可愛らしくない言葉を吐く奴のどこがいいんだ?」
「君が知らないルルーシュはいっぱいいるんだよ。特にベッドの上ではすごく可愛いけど?君に見せてあげられなくて残念だよ。まぁ、絶対に見せるつもりはないけど」
「ッッスザク!御前っ!馬鹿か御前は!」
顔を真っ赤にさせているルルーシュはそれだけで、色々と肯定しているようなもので、
C.Cは「色ガキが…」と呆れた風で、腰を上げた。
「人の色事を覗きみるような悪い趣味は持ち合せていないのでな」
そう捨てて、部屋から出て行った。
どうやら、今回はスザクの勝ち、になるのか…?
残されたスザクは、ポンポンと自身の座っているソファの空いている部分を叩き
ルルーシュを呼び寄せる。
それに素直に従うルルーシュではなく、合図を無視して、
はぁ…と溜息を吐き、スザクを見遣る。
スザクはもう一度、ポンポンとソファを叩き、ルルーシュはまた無視する。
ムキになって、僅かに眉間に皺を寄せ同じ動作を繰り返すスザクに
「御前等はどうしてああなる?嫌いなら係わらなければいいだろう?」
そう問うが、スザクからの答えはなく、また同じ動作を繰り返される。
まったく…と心の内で何度目かの溜息を吐き、
ルルーシュはゆっくりとスザクの隣に座った。
「やっと、二人きりだね」
笑顔でそう告げられながら、引き寄せられ、スザクの腕に納まる。
――――、思いがけず、今度は安堵の溜息吐きそうになるが、ぐっと堪えた。
落ち着くなんて、口が裂けても言わない。言えない。
そう思いながら、ルルーシュは体の力を抜いていく。
そんな様子を知ってか、スザクがふっと笑顔を零したのをルルーシュは気がつかない。
人心地付いて、気持ちよさに漂って、暫く思考を停止していたルルーシュだったが
そういえば、と、口を開く。
「で、今日はどうしたんだ?」
「急遽非番になったんだ。だから、ルルーシュに会いたくて此処に来たのに、ベッドにのうのうと寝転がってるのはC.Cで、それにちょっとムカついちゃって…。ごめんね」
翠玉の瞳がこちらを見ながら言った。
「そうか」
いつもなら、こうなってしまったことを責め立てる所だが、
その一言で済ませてしまう自分はさっきの抱擁の余韻にまだ浸っているのかもしれない。
でも、こういう日もあってもいい・・・か。
ルルーシュはもう一度、スザクの腕の中に納まり、
自らスザクの口唇に自身の口唇を近づけていった。
「可愛いというのは、ああいうことか?」
「…ん~、他に色々あるんだけど、まぁ一応ね」
やっと書けた。あげれた。
はぁ・・・。抱きしめられたルルと同じくらいの溜息を吐くあたしです。
否、全然違うけど!(笑)
ただ獲りあいをして欲しかっただけだったり…。
ほら、あたし、ルル至上主義だから!(そうだったのです…まるわかり?)
結局おバカさ~ん、なルルにヤラレテルので、ねぇ。
シーたんとスザクは仲良しさんです。でもライバルです(謎)
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この記事にコメントする
強気な女が好きなんです。
C.C好きだー
スザルルは当たり前だが、シールルも好きよんルルシーじゃなくてシールルね(笑)
ニコニコ笑いながら嫌味を言い合う二人に萌えです。そしてやっぱり、最後はスザルルになるのがサイコーにツボです
祐稀さん、やっぱり趣味は同じです(笑)
スザルルは当たり前だが、シールルも好きよんルルシーじゃなくてシールルね(笑)
ニコニコ笑いながら嫌味を言い合う二人に萌えです。そしてやっぱり、最後はスザルルになるのがサイコーにツボです
祐稀さん、やっぱり趣味は同じです(笑)
Re:強気な女が好きなんです。
うん、C.C大好きなんだ。
本当はもっと書きたい事もあった(ある)から加筆もするかも~。
また見てやってくださいまし。
コメントありがとう!
本当はもっと書きたい事もあった(ある)から加筆もするかも~。
また見てやってくださいまし。
コメントありがとう!
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こんな人
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祐稀(まさき)
性別:
女性
自己紹介:
女子です。腐女子です。
基本、ユルいです。
ギ/アス猛烈愛
ルルは右属性です。
女子相手でも右です。
言ってしまえば、総受です。
スザルル・シュナロイを取扱中です。
BLゲーム 咎狗の血
シキアキ&グンアキ愛
グンジが可愛くてしょうがありません。
グンアキを取扱中です。
drrr!!(現在アニメのみ)好きww
シズちゃんがすごくすごく好きです。
けれどdrrr!!はみんな好きだ!
静臨を取り扱い中です。
バンギャ?であったりします。
月と海の四弦さん好きです。
虹の歌うたい(ちっちゃいおっさん)が
世の中で一番好みです。
づか好き芝居好きです。
づかはどの組の大劇にも1回は出没します。
基本、ユルいです。
ギ/アス猛烈愛
ルルは右属性です。
女子相手でも右です。
言ってしまえば、総受です。
スザルル・シュナロイを取扱中です。
BLゲーム 咎狗の血
シキアキ&グンアキ愛
グンジが可愛くてしょうがありません。
グンアキを取扱中です。
drrr!!(現在アニメのみ)好きww
シズちゃんがすごくすごく好きです。
けれどdrrr!!はみんな好きだ!
静臨を取り扱い中です。
バンギャ?であったりします。
月と海の四弦さん好きです。
虹の歌うたい(ちっちゃいおっさん)が
世の中で一番好みです。
づか好き芝居好きです。
づかはどの組の大劇にも1回は出没します。